Ruby on Rails 5が勉強できる書籍2選【2017年1月版】


2016年7月、Ruby on Rails のメジャーバージョンアップであるRuby on Rails 5がリリースされました。

これを機にRuby on Railsを始めてみよう、という方も多くいると思います。

実はまだRails5系が学べる書籍はあまり出版されていないです。

英語版を含めてamazonで検索するとそれなりに数はあるのですが、やはり最初は日本語版の書籍が安心だ、と思う方が多いと思います。

そこで、2017年1月時点でRuby on Rails 5が学べる書籍を紹介します。(私は2冊とも購入しました)

はじめての「Ruby on Rails」5 (I・O BOOKS)

これまで「Ruby on Rails」を使ったことがない人や、これから「バージョン5」に乗り換えようと考えている人を対象に、「Ruby on Rails5」の環境導入、簡単なWebアプリの作り方、「バージョン5」の新機能である「Action Cable」を使った「簡単チャットアプリ」の作り方―などを解説します。

おそらく日本語の解説書籍で一番最初に出版された本です。

書籍の名前どおり、「はじめての」方におすすめできる入門書です。

Javaなど他の言語でWeb開発をしている方だと1日で読破・サンプルコード回しをできるのではないでしょうか。

反面、Railsに関する詳細な技術仕様などについてはほとんど解説がないので、一度ざっと目を通したら、公式サイトなどを参照しながら細かい仕様について理解していく学習が必要になります。

また、Ruby言語自体に関する解説もほとんどないので、こちらに関しても別で学習する必要があるでしょう。

逆に、言語仕様をほとんど知らなくても、scaffoldを組み合わせるだけでサンプルアプリ程度なら作れてしまう、Railsの生産性の高さには驚かされます。

フレームワークの中身どころか、言語自体知らなくてもある程度組めてしまうわけですから。。。(もちろん、フレームワークの生産性にあぐらを書いて勉強しなくても良いわけではないことに注意しましょう!)

Ruby on Rails 5 超入門

WebサービスやWebアプリケーションを作りたいけれど、難しくて諦めていたような人へ。
本書は「Ruby」というプログラミング言語と、このRubyでWebアプリケーションを作るためのフレームワーク「Ruby on Rails」の使い方を学ぶための入門書です。
このフレームワーク特有の考え方や仕組みを、作業しながら学んでいきます。基本中の基本部分である「MVC(モデル=ビュー=コントローラ)」の学習を中心に進め、実際にさまざまな種類のWebアプリを作りながら、最小限の労力で開発をしていくためのノウハウを覚えていきます。
本書の説明の通りに作業をしていけば、「伝言板」「蔵書管理システム」「Q&Aサイト」「アンケートシステム」「ミニブログ」といったものが一通り作れるようになります。
基礎部分の説明を重視しているため、これだけで「Ruby とRails をマスターできる」というわけではありません。が、簡単なWeb アプリなら十分作れるようになるはずです。実際に作って動かしてみれば、「Webアプリの開発ってこういうものか」ということがきっとわかるはずです。

つい先月出版された書籍です。

ちょうど私もこの書籍を使って勉強中です。

”はじめてのRuby on Rails5”よりは分量も厚く、詳しめです。

開発環境のセットアップ、Model、View、Controllerの作成方法等一通り網羅しています。

(2冊ともWindows環境が前提となっていて、Mac環境の構築に触れられていないのが残念なところではありますが)

同じ出版社・同じ著者の書籍にSpring Framework 4 プログラミング入門などがありますが、本書籍はフルカラーになっているのが印象的ですね。

新規参入者にやさしくする出版社の配慮でしょうか。

おすすめの勉強順としては、

  1. はじめてのRuby on Rails 5
  2. Ruby on Rails 5超入門

の順番でしょうか。

並行して、公式ドキュメントなどを見ながら自分で何か作ってみるとベストだと思います。

最後に、Rubyコミュニティの文化の性質なのか、Ruby関連の紙媒体の書籍はあまり出版されていないように思います。(Javaなどは多すぎるくらいに紙媒体の情報があるのですが)

初心者に優しくない言語だ!と決めつけずに、わかるところから公式ドキュメントなどを読んでいくことに慣れていくと良いと思います。

まず日本語のドキュメントを読めるようになる。

そしてできる範囲で徐々に英語の公式ドキュメントを読めるようになると、新しい技術のキャッチアップがインターネット上の情報で完結でき、学習コストの節約(主に金銭面)になります。