“決定版 FinTech 金融革命の全貌”を読んだ。


最近、プログラミングの勉強だけでなく、投資やお金に対するリテラシーに関する勉強をしていますが、その両者が交わっている「FinTech」について興味があったので読んでみました。

大体、「あれバズワードだよねw」と言われるFinTechですが、ただ単に「バズワード」として捉えてしまいその性質を捉えずに思考停止で受け流すのもこれはまた具合が悪いわけです。

本書を読む限り、結局やっていることは

・銀行で与信情報として記録されてないものでもビッグデータでまとめて計測しちゃうぜ
・ビッグデータの計上でより現実に即した与信情報が与えられるから、より適切な金利(信用情報が高い人には金利を安く、低い人には高く)で貸付が行えるぜ
・結局、たくさんのキャッシュを持っているところが金を貸せるわけだからそれ銀行でなくてもAmazonとかでよくね?(Amazonはすでにそういうサービスを開始しているみたいです)

大体この3つが核というか本質なのかなという感じです。むしろ起源としては、規制にうるさく与信情報もやや天下り的な「銀行の金の貸し借り」に対するアンチテーゼとして生まれてきたような気もします。
ちなみに最終章で触れられていますが、こういった「アメリカ的なFinTech」は、規制が厳しく、(日本人の国民器質的に)高いサービスレベルを要求する日本にはあまり適合しないので、先進的な企業の海外進出も日本ではなくアメリカと文化・商習慣が似ているシンガポールや香港に進出の優先順位を置いているみたいです。日本では「日本流ガラパゴスFinTech」が出来上がるのか、はたまた取り残されるに任せるのか…

ちなみに巷でこれまたよく話題になる「ブロックチェーン」ですが、あれの技術的な解説は本書ではあまりありませんでした(´・ω・`)

結局、分散型で各々のコンピュータに取引情報が残るので、1台や2台の取引データが改ざんされたところで、他の多数の端末が正常系のデータを持っているから多数決的に「このデータは不正だから取り消しとくわ」っていう感じになって安全性が担保される、っていうイメージなんでしょうか。

また必要になったら読み返します(`・ω・´)