Javaの地力を高める王道書籍2選


Javaの入門書を一冊しっかりやりきると、「文法知識に関しては不安はなくなった」「自分のやりたいことはだいたいコードで書き下せる」くらいの力を身に付けることができます。

これは、「Javaという言語のルール」を覚えた状態です。

もちろん、ルールを覚えて「プログラムをどう動かすか」をマスターすることは重要です。

しかし「プログラムはどうあるべきか?」について言及されている書籍は少ないです。

また、「動いた」ことに満足してしまい、この「あるべき姿を模索する」姿勢や、「あるべき姿」に関する知識がないと、「動くプログラムが書ける」段階で成長が止まってしまいます。

今回は、そんな状態から中級者〜上級者にステップアップするための書籍を紹介します。

1.Effective Java

Javaプログラミング書籍の定本「Effective Java」の改訂版です。著者のGoogle, Sun Microsystemsにおけるソフトウェア開発で得た知識・経験をまとめた、JavaでプログラミングをするすべてのSE必読の書籍です。2001年の初版以降の追加項目、JavaSE6.0に対応。

Java経験者なら一度は目を通しておくべき、有名な「Effective Java」です。

  • Javaのネイティブライブラリがどのような設計思想のもとに作られているのか
  • Javaにおける「安全なプログラム」を書くために守るべきマナー

など、「Java開発者としては知っておくべきだが、入門書の段階ではまだ難しすぎるため省かれた」Tipsが網羅されています。

「リーダブルコード」とは違い、Javaに特化した解説をしているので、覚えるとすぐに使えますし、使うべきです。

2.Javaではじめるデザインパターン入門

さらにわかりやすくなった! デザインパターン入門書の決定版!!

GoFの『デザインパターン』で紹介された23個のパターンを、オブジェクト指向の初心者にもわかるようにやさしく解説。
すべてのパターンについて、Javaのサンプルプログラムを掲載。「デザインパターンQ&A」を新たに加筆。

デザインパターンとは、「この設計をしたいときはこう書く」「このロジックが出てきたらこのパターンを検討する」といったベストプラクティスです。

Springなどのフレームワークの隆盛により、現場で新しくコードを書く場合でも「ゼロから設計する」よりは「フレームワークにうまく乗せる」ことが多くなってきました。

しかし、フレームワークのソースを読んでいくと、このデザインパターンに則った設計が多いわけです。

自分が乗っかっているものの性質を理解することは重要です。

また、新しいことにチャレンジするときに「枯れた」フレームワークがない場合など、現代でも自分自身でのフレームワークの作成を求められる場面はあります。

そういった場合に、使えるところはデザインパターンを使っていくと、記述量が減らせたり、「なんかSDKっぽくてかっこいい!」コードがかけるわけですね。(笑

さて、紙の書籍としてはかなりデカくて持ち運びに不便なので、kindle版の購入をおすすめします。

私は紙で持っていますが本当に重いです。

MacBookAirと一緒に持ち歩くのは正直つらいです。。。

最後に、この本を読む注意点ですが、サンプルコードがかなり古い(Java1.2時代)です。

そのままコピペして使うのは推奨されません。

逆に、この古いコードをJava8風のコードに直してみる、ということを試してみるといい練習になるのではないでしょうか。


以上、Javaの入門書をやりきって駆け出しのJavaプログラマが読むべき書籍を紹介しました。

「入門書」は世に数多くあれど、実はその次のステップに進むための書籍となると数がグッと少なくなります。

しっかり勉強して、周りのプログラマと差別化を図っていきましょう!